お知らせ



2012年3月23日金曜日

サウンドウォーク「音風景でつづる家康の散歩道」

2012年3月20日、浜松市の観光コース「家康の散歩道」をサウンドウォークするイベントを行いました。

「サウンドウォーク」とは、「周りの音に耳を澄ましながら歩く」こと。「なーんだ!そんな簡単なこと」とお思いでしょうが、普段は聞き逃している音に出会ったり、心地よい音や不快な音に気づいたり、いろいろな発見があって結構楽しめます。

なお、サウンドウォークを含めた「音を聴くための教育(サウンド・エデュケーション)」については、↓をご参照下さい。
http://www.saj.gr.jp/soundscape/glossary.html#education


さてさて、ウォーキングは犀ヶ崖(さいががけ)古戦場からスタート。遊歩道を経由して、浜松城公園→家康公鎧掛松→東照宮→二代将軍秀忠公誕生の井戸 までの約3kmの道のりを歩きました。

そして、ただ歩くのではなく、どこで、どんな音が、どんな風に聞こえたのかをリストに記入したり、自分の周りから聞こえる音をスケッチしたりしました。

ちなみにこのイベントは、2012年の夏(8月)、秋(11月)にも行いました。その様子は後々アップいたしますので、よかったらまたご訪問ください。

犀ヶ崖古戦場


浜松城公園に向かう途中の遊歩道で、おもしろい音を発見!

遊歩道には長さ100mほどのトンネルもあります。

この遊歩道には、かつて軽便鉄道が走っていたのです。トンネルはその名残です。

トンネルの中では手を叩いたり、足を踏み鳴らしたり、大声を出したりして、音の響きを楽しみました。


トンネルを抜けると上方に竹林が....
風の音がザワザワと聞こえてきました。

浜松城公園にて、音のスケッチをしている様子


音のスケッチ画(チョット見にくいですが....)
鳥の鳴き声、落ち葉を踏みしめる音、木々のざわめき、遠くから聞こえた車の音などを図や線画で表しています。



午前のサウンドウォークに引き続き、午後は聞いた音を皆で「ふりかえる」ことを行いました。

歩きながら記入した「音のリスト」に書かれた音を、自然の音・機械の音(車や工事の音など)・人間が出した音 に分類し、その音が好きか嫌いか考えてみました。

同じ音でも人によって心地よく感じたり、不快に感じたり、様々な感情を持っていることがわかりました。


当日の様子は、「全国ふるさと大使連絡会議」かわら版 64号(2012年夏号、2012年7月22日発行)のweb版でもご覧になれます。

下にリンクを貼ります。

「家康の散歩道」については、↓をご参照下さい
http://www.hamamatsu-navi.jp/shiro/stroll/index.html

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